基本的な作り方

 

基本となるシンプルな石鹸の作り方を紹介します。一応この作り方をマスターしておけば、好きなオイルを加えたオリジナル石鹸作りを楽しむことができます。

 

牛乳パック1個分での材料は、精製水170g、苛性ソーダ70g、オリーブオイル150g、ココナッツオイル150g、パームオイル150g、ひまし油50g、空の牛乳パック1個となります。まず空の牛乳パックですが、注ぎ口にテープを貼って側面に切り込みを入れ、ここから石鹸液を流し込めるようにします。

 

次にプラスチックボトルに精製水を入れて、苛性ソーダを少しずつ加えながら混ぜますが、すぐに化学反応で発熱していきます。ボウルには水を入れておき、プラスチックボトルのフタを閉めてからこれにつけて冷やします。鍋にはオリーブオイル、ココナッツオイル、パームオイル、ひまし油を入れてから弱火で加熱し、このオイルが透明になった時に火を消してください。温度が約45度になってからボウルから出します。

 

この鍋にプラスチックボトルの混ぜ物を少しずつ加えて、白っぽくなってとろみが出るまで混ぜます。(約15分間)更に混ぜると表面に生地で太い線が描けるくらいに硬くなるので、この時点で、牛乳パック移し、軽く叩いて中の空気を抜きます。側面の切り込みはテープを貼って塞ぎましょう。

 

ポイントはこの時点で牛乳パックをすぐに冷めないようにすることで、バスタオルなどで包んで24時間保温しておきます。これで牛乳パックから取り出すことができ、ナイフや型抜きを使って適当な大きさに切ってください。後はできるだけ通気性のいい日陰で、1カ月間乾燥させれば完成です。この作り方を応用すれば、アボカドの石鹸、牛乳の石鹸なども簡単に作れます。